オタクがモテないということ 大体愚痴
新年あけましておめでとうございます。不定期更新の内々にやってるブログなので、私と交流がない人がこの記事を読んでるとは思えませんが、一度モンハンワールドについての不満を述べる記事を書いたら「まとめブログをまとめたものだ」と身内以外の人からしっかりとお叱りを受けたので、なんだかんだ今回も外向けに書いていこうと思います。
さて、当ブログは映画のレビュー、オタクへの愚痴、愚痴のたった三つの要素で構成されていますが、今回はなんとも言えないです。
深夜に床についたものの寝れず、しょうがないからとnoteを読み漁っていたら以下の記事を拝見しまして
まとめると「男性のモテを決定するのは男性としての強さだ(記事の中では暴力性と表現されている)」という内容なんですけど(約3万字ありますが面白かったので暇な人は見てください)21年間浮いた話の一つもない私は甚く共感しまして、私見を述べていこうかな、寝れないし と思った次第であります。私は常々こういうモテるモテないの境とは、みたいなことを考えるんですけど、頭のいい人たちが一つ一つ丁寧にすべて言葉にしてくれたような感覚になりました。
(注)一個人の私見であり、特定の個人、団体を攻撃する意図のあるものではありません。
まず暴力性についてなんですけど、なぜ暴力なのか、というと、実験や観察により手をあげない紳士的な男性よりも、暴力的な発言や振る舞いをする男性の方が性対象として評価されることが明らかになっており、また大小関わらずコミュニティの上位にいるような権力性のある男性も同様に評価されるからだそうです。
これについて声を大にして「違うだろ!!!」と言いたいんですけど、よくよく考えたらたしかにああいう人とか、こういう人とか、彼女いたなぁ...って思って出しかけた矛をしまっちゃいました。
皆さんも思い当たると思うんですけど、いじめっ子はモテるんですよね、極論。じゃあそれが単に性差によるもので、女性はバカだからそんな男を好きになるんだ、と思う人にもしっかりと反論されています。
以下記事のキャプションです。
思わず唸りましたね。確かに、と。
冷静に考えたら我々人間も動物なので、どんなに理性や論理で武装しようとも本能というか、思考の中枢にある獣性というものは隠せないんだな、と思います。
例えば自分をゾンビ映画のワンシーンに置けば、かなりの極論ではあるものの理解を助けてくれます。優しいけどなにも役に立たないしビクビクしてるやつと、口も性格も悪いけど屈強な男、どちらも初対面なら味方にするのはどっち?って話なんですよね。
女性は男性以上に自分の分身である子を守ろうとする意識が強いだろうから、より強い方を選ぶのは自明の理なんですよね。
一方で記事内では、女性に手をあげずに自分の強さ(=暴力性)をアピールする方法として、自分よりも弱い男性を作る、というのも紹介されていました。例としては、合コンで自分が小馬鹿にできる弱い男性、所謂イジられ役を一緒に連れていく、などです。
私はTwitterで「オタクバカにされた!許せん!俺らは経済回してるんだぞ!」みたいな乱暴な理論を見る度に、オタクはオタクをバカにする層に絶対勝てない、日陰者であることを自覚してある程度甘んじて受け入れるべきだ、と思ってきているんですが、上の合コンの例が答えなんじゃないかなとも思いました。
合コンの例では立場の低い男性、イジられ役を一緒に、と言いましたが、オタクというのは基本的に恋愛経験がありませんし、あっても性的経験がないかとても低いです。
なのに、(多種多様なオタク文化があるので一括りにはできないが、大多数を占めるアニメの)オタクは恋愛感情を架空のキャラクターで代替する。
代替は代替であって本物ではないので、本物の恋愛経験ができるオタクをバカにする層は、女性に対して堂々とオタクをイジられ役として消費可能なのではないか、だから同じ土俵で闘うならば勝てないのではないか、と思います(わんぱく相撲と大関が戦っているようなもの)
それに、オタクじゃない層も全然経済活動をしているしね。
まとめると、オタクはオタクであるが故にモテないんじゃなくて、男としての強さ(=暴力性)を獲得しにくい状況にあるんじゃないか、それとオタクはオタクであることをバカにされても騒がない、同じ土俵に立とうとしないようにするべきなんじゃないか、ということでした。
今回書いたことは、自分が確かに、と思ったことや、同じオタクとして他オタクにそこは違うんじゃないか?と思うことを言葉を借りて綴ったものなので、暇な人は是非引用元の記事も読んでください。めちゃくちゃ絶望します。私はしました。
あと人生で初めてポケモンをやってますが、中々面白いね。