世間に馴染めない人によるブログ

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アニメオタクの地位と世間一般の世論について

こんにちは!

最近のおすすめの松屋は、普通の牛めしに備え付けのポン酢をかける、セルフポン酢牛めしです!

 

今日はアニメオタクの社会的地位についてお話します。独断と偏見にまみれていますので注意してね。

 

皆さんは最近の(2018/5/17現在)ニュースと聞いて何を思い浮かべますか?

Twitterツイの皆さんには新潟女児殺害事件でしょうか?

 

新潟女児殺害事件とは、新潟に住む小学二年生の女児が、近くに住む会社員の男(小林)に拉致殺害され、挙句線路内に放置された痛ましい事件ですね。

 

なぜこの事件?と思われたかもしれません。察しのいい方ならもうお分かりでしょうが、この会社員小林、重度のアニメオタクであったと判明しています。

 

数年にかけてインターネットの大海原を漂ってきた方ならさらに察しがつくでしょう。この手の「犯人がオタクだった」と報道され、世間から「オタクは犯罪者予備軍」などといった声が聞こえ始めると決まって声をそろえてオタクの立場を主張します。

 

勿論自分も「アニメを見ているから犯罪者予備軍だ」などといった個を見て全を見ない極端な意見には反対です。しかし、今回問題と提起したいのは非難されるオタクの方です。

 

勿論メディアの偏向的な報道に対しては意義をどんどんと唱えていくべきです。しかし結論から言えば「立場を理解しろ」が今回の主張です。アニメ(今更だが、ここでいうアニメとは深夜帯に放送されるようなものを対象。アンパンマンなど国民的と呼ばれるようなものは除外して発言していると考えてほしい。)が世間に認められ始めたのは、「ハルヒ」「けいおん」が出始めた2000年代初頭と考えれば、そこから十数年の月日がたっているし、アニメの社会的地位も随分向上したと思う。

 

しかし、現実は非難を続ける。理由としてここでは二つ挙げる。

一つは、宮崎勤事件から、アニメが好きな人と性犯罪者のイメージが結び付けられてしまったこと。

 

二つ目は、我々アニメを嬉々として視聴している層が、お世辞にも女性にモテる、人気者、リーダーシップがある、等々の社会的地位のある人がメインとは言えないからである。

 

一つ目は日本特有なものだとしても、二つ目は全世界的にそうであることが確認されているし、まあふんわりしているが「そういうこと」なんだ。(察してくれ)

以上二つの理由から、この先もアニメ視聴者に対する偏見はこの先も続いていくと思われる。だから、「立場を理解しろ」と言いたい。我々は所詮日陰者なのだ

 

だが何も泣き寝入りしろ、といっているのではない。かの有名な哲学者ソクラテスは、当時その行き過ぎた思想から裁判にかけられ、処刑されるわけだが、死ぬとわかっていながら自分の正当性や無実を一切説こうとしなかったと言う。なぜなら自分が行ってきたことはすべて正当なものであり、なにも咎められる事をしてきていないという自信に基づいていたからだ。

 

その是非はともかく、数千年たった今でも語り継がれ、支持される思想を説いていたのだから、本当のものだろう。我々アニメオタクも、かのソクラテスに習い、自分の趣味に自信を持って、多少の世論になんぞ口をつぐんでみてはどうだろうか。もしかしたらそれによって風向きも変わるかもしれないしね。