映画紹介シリーズ「インターステラー」
こんにちは！今回はスムーズに始めてみましたがどうでしょうか？
この前の記事を書いて、たぶん映画記事多めになるだろうなぁと思ってタイトルから変えてみましたがどうでしょうか。
今回ご紹介する映画はラスト数分で久々にボロボロ泣いた、クリストファー・ノーランのSF超大作...
（※紹介するにあたって多少なりネタバレを含む可能性があります。「○ストーリー」ではネタバレをしませんのでもし興味を持たれた方はご注意ください。）
○ストーリー
謎の異常気象が続く地球が舞台。元エンジニア兼戦闘機のパイロットで、農家を営むクーパーは、ある日娘の部屋で超常現象を目にし、地球のある座標を示される。その座標とは過去に廃止されたと思われていたNASAの秘密研究所で、地球の終わりが近いことを知らされる。クーパーは、人類、そして家族を救うために宇宙へと旅立つ。
○良い点
冒頭にも書きましたが、この映画の監督はクリストファー・ノーランと言って、過去には「ダークナイト」「メメント」最近では「ダンケルク」を手がけた名監督で、数少ない「名前で客を集められる監督」として知られています。
ストーリーでも書きましたが、この物語はいわゆる「地球滅亡もの」です。地球滅亡ものと言えば名作「アルマゲドン」が有名ですね。最近では「ジオストーム」なんかも公開されていました。
１、作品としての斬新さ
そんな地球滅亡ものですが、基本的には「隕石ドーン！地球やばい！嵐や風雨の異常気象！」なんてイメージが強いと思いますが、このインターステラーの作中で明確にそれっぽい描写があるのは砂嵐だけ、しかも皆日常的に起きているようで、「あーあ、雨ふってきたわ」程度のもの。
むしろ作中の6～7割は描写が宇宙空間ですので、「地球滅亡もの」としては大変静かに地球の終わりが近づきます。（滅亡の理由も、食物が育たなくなることにより餓死、そして、植物が育たなくなり酸素の量が薄くなって窒息死。）
しかも、作中で目指すものが「地球を救う」ではなく「人類が居住できる惑星を探す」ですので、この手のものとしては非常に斬新でリアリティのあるものとなっております。
２、人間ドラマ
そんなインターステラーですが、人間ドラマが非常に熱いです。主人公の帰りを何十年と待つ娘、人類を取るのか、家族を取るのか、欲に負け裏切る仲間、その他色々な感情が渦巻きます。
ここでは筆舌に尽くしがたいので、是非映画本編を見てください。（投げやり）
３、伏線（ある程度のネタバレを含みます。未視聴の方は一応お気をつけください。）
やっぱりここですね。この映画はラスト数分で今まで張ってきた伏線を全て回収してきます。見ていて、終盤の伏線回収前までは、「おもしろいけどよくわかんない部分もあったなぁ まあおすすめ度は85点かなぁ・・・」なんて思ってたんですが、ラスト怒涛の伏線回収でハッとしたし、ボロボロ泣きました。
その1つを紹介しますと、今回の人類移住計画の要となっていたのが、超高度文明（「彼ら」）によるワームホールであったり、その彼らの助力自体だったりでした。そして、その「彼ら」の正体とは、主人公が存続させた未来の人類であった、というものです。
まあでも、ぶっちゃけ上で言ったものなんて
どうでもいいんです！！
1つどうしても紹介したいものがあるのですが、自分の稚拙な文で紹介できるものでもないし、変にネタばらしをして、実際に本編を見てもらった方の感動を削ぎたくないんです。
だから本編見てくれ。（懇願）
○悪い点
今回はちょっとだけあるので紹介していきます。何かを評するときには良い点と悪い点を両方述べなければいけないってタモリだかえなりかずきだかが言ってました。
このインターステラーの悪い点というのは、「途中まで話が少しだけ難しく感じる」ところです。
先ほども述べましたが、終盤伏線を回収するまで85点の映画だな、と感じていました。つまりそれまでに飽きて「つまんねーの」と言ってDVDを仕舞われませんように。（どちらかというと忠告みたいになりましたねこれ。）
あと全体的に理系ワードが所々出ますので、わからないときは「そういうすごいものがある」とでも思っていると理解出来ずとも、もやもやはせずに済むと思います。
さて、そんなインターステラーでしたがおすすめ度は
100/100点です！
ぶっちゃけ、自分の中での映画ランキングでは一位の座に躍り出ました。（因みに前一位は「ファイトクラブ」です。）
○関連おすすめ
宇宙関連で他におすすめ教えて
