映画紹介シリーズ「パラノーマルアクティビティ」
こんにちは!
うーん?声が小さいぞ!じゃあもう一回!こんにちは!
33番、私語を慎め!
こんにちは!
はい、こんにちは
さすがに当初掲げたブログコンセプトでは書くことがなさすぎるし、そうするとつまんねえなと思って
今日から、見た映画を見た直後、とてもホットな状況で紹介していこうと思います。暇なときは今までみたものの中から選んで紹介するかも。
というわけで映画紹介シリーズ記念すべき第一回目はこちら
「パラノーマルアクティビティ」
(※紹介するにあたって多少なりネタバレを含む可能性があります。「○ストーリー」ではネタバレをしませんのでもし興味を持たれた方はご注意ください。)
○ストーリー
その昔、怪奇現象に悩まされていたケイティは、ある日それが数年ぶりに戻ってきたことを知る。
幻聴などの軽い現象が数週間続き、ケイティの恋人であり同棲相手のミカは、カメラを買って怪奇の正体を確かめようとするが次第に...。
○良い点
パラノーマルアクティビティの良い点を一言で挙げるならば「追求したリアリティによって生まれる恐怖」だと思います。
この作品は主にホラーで用いられる「P.O.V.(Point of View Shot)」という撮影方法が使われています。
日本語に直すと視点ショット、主観ショット。文字通り全編主観視点での構成になっています。
(※画像は例です)
この撮影方法の何が良いか?というと、基本的に設定上プロではなく素人が撮っていることになるので、カメラはブレるし雑音も勿論入るんですけど、そこがとてもリアル。
つまり、目の前で起こっている超常現象が「目の前で起こっているんじゃないか...?」と思わせられるほどリアルに感じるんですね。
また、俳優陣がとても良い。自分はあまり俳優とかこだわらないので、知ってる人はほぼ少ないのですが、このパラノーマルアクティビティの俳優のリアルさは本当にすごいです。
まず演技、序盤の明るく幸せそうな2人、からの終盤、怪奇現象に生活を狂わせられ、段々とやつれていく姿が違和感なく入ってきます。
そしてなによりも彼女ケイティの体型がすごいです。基本的に主演を張るような女優というのはスタイル抜群ウエストキュッ!みたいなものなんですが
ケイティ役の彼女は、肌が見えるとお腹周りなんかちょっとだけ出てるし、そうでなくても「あれ?ちょっと太ってるかな?」と思ってしまう。でも胸は大きくて全体的にセクシー。
それがとてもリアルで、いそうな感じが映像にリアリティを加えています。
「お前さっきからリアリティの話しかしてねえな。自称芸術家か?」
と言われそうなのでちょっと視点を変えまして、この映画の怪奇についてお話します。
まずネタバレを言ってしまうと、この映画には「人間しか映りません。」
ホラー映画の大体は、「何か出そう...」→「出た!」の行程を挟むことで恐怖に対しある種のカタルシスを得ます。
しかしこのパラノーマルアクティビティは「何も出ません。」常に「何か出そう。」「何か絶対にいる。」で止まってなにも出ないんです。お化けも怪物も。
それによって何があるのか?というと、想像の中で見えない怪奇に対する恐怖が増幅していくんです。
先ほどホラー映画のカタルシスの話をしましたが、あれは、実際にお化けや怪物の姿を映すことで目先では最大限恐怖を感じますが、つまりそれが最大。それ以上がなくなってしまうんです。
しかし、この作品では怪奇の一切の姿が見えない。「どんな姿なんだろう」「どんなことをしてくるんだろう」と、自分の頭のなかで見えない怪奇がどんどんと成長していきます。
一緒に悪い点も紹介しようと思ったのですが、自分としては特に目立って悪い点もなかったので今回はなしにします。
そんなパラノーマルアクティビティでしたが個人的おすすめ度は
90/100点
普通に良映画でしたが、この後紹介する「ブレアウィッチプロジェクト」を先に見てるから、100点映画を見た後の「なんかすげぇの見たな・・・」って感覚がなかったのでおしくも90点。
ただ本当に良映画でした!
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クローバーフィールド/HAKAISHA (※本編に少しホラー要素を含みます。)